静岡は、今新茶の出盛りです。ご存知のとうり、煎茶ではお茶と言えば静岡。



”駿河路や花たちばなも茶のにほひ”

上の写真は、私ども玉川楼の、ホテル側、リバーサイドイン玉川の玄関にある”藪北”種のお茶ですが、芭蕉が駿河のお茶のかおりを称えているとうり、静岡県のお茶の歴史は古いようです。
天平年間に行基菩薩が安倍郡美和村で自然の茶の木をみつけて伝えた?(729-741)
栄西の弟子、僧明恵が興津の清見寺に茶の種子をまいた?(1210ごろ)
聖一国師が中国から種子を持ち帰って、安倍郡美和村足久保の地に植えたのがはじまり?(650年ほど前?)
とか言われていますが、徳川家康に献上されているように、静岡茶は有名でした。
ところで、現在、日本のお茶は、大半が”藪北”種です。むしろ、この品種だけと言うくらいのものですが、この品種こそ、私たちが住んでいる清水静岡で発見されたものです。

明治20年ごろ、清水静岡の境にある中吉田の杉山金衛門という方は、うねつくり栽培法を採用普及に努めた功労者ですが、安政4年にうまれた谷田の杉山彦三郎という方が、昭和15−6年ごろ、近くの東元寺の竹藪の北側に、葉が大きくて、味のよい茶の木を発見して改良しました。
これが”藪北"種なのです。
この原木が今でもあります。現在静岡県の天然記念物に指定されていますが、国道一号線から、南幹線から県立美術館に行く美しい木立の際にあります。




ロダンの作品では世界的に収蔵数が多くて有名です。
左手に県立図書館があります。



美術館の方から国道にむかった並木のある美術館通ですが
あちこちに名のある作家の彫刻が置かれて、この辺り一体が
美術館と言え、私の大好きなところです。



美術館からみると左側、国道から来ると右側ですが、
その通に青い金網で保護された藪北の原木があります。
大きくて、椿、山茶花の木のようです。



そして、その横に顕彰碑が建っています。
美術館にお出でのときは、是非ご覧になられますように。


お茶と言えば、民謡に”ちゃっきり節”があります。昭和のはじめ、静岡鉄道の依頼で 北原白秋が作詞し、町田嘉章が作曲し、静岡の代表的な民謡になりました。
北原白秋は、清水に大変縁のある方で、昭和5年に制定された清水市立清水商業高等学校の校歌を作詞しています。作曲が山田耕筰ですが、川口や小野などでたサッカーの名門校ですので、テレビ、ラジオで耳にされた方もあるかと存じます。
さて、ちゃっきり節が30番もあること、ご存知ですか?次回からはその30番を紹介したく思います。


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