久能山東照宮から海の方をみると、駿河湾がなんと広く、青々とした雄大な景色です。久能山の麓は石垣苺で有名で、現在のようにハウスで覆われていなくても何処よりも早く苺がとれたところでした。寒い冬でも石垣の石が土を暖め保温するからでした。苺はクリスマスの時期には採れますが、苺狩は一月から五月頃までなんだそうです。いち(一月)ご(五月)なんだそうです。昔は“ふくば”、つぎに“ワンダー”と言う種類の苺が植えられていましたが、今ではもっといい種類の苺になっています。苺狩の時は久能街道沿いは、苺狩の案内のおねえさん達が客引きをしていて、苺狩のお客さんも“バー”の客引きではありませんので、どのおねえさんが可愛いか、安心してそれを楽しんで場所をきめることもあるようです。停まってみると、おばさん達ばっかりでがっかりすることもあります。

清水は家康のころから、どこよりも早く茄子ができて家康に献上していたように、気候温暖ですから色々な作物が一早く収穫されます。四月になる前に“枝豆”が出回りますし、胡瓜、トマトもそうです。このことは、私たちにとって嬉しいことではありますが、反面季節感をなくしてしまうことは残念なことです。

静岡県は、ご存知のように日本一のメロンの産地です。袋井地方のクラウンブランドをはじめ、ダイヤ、ライオン印などどれをとっても美味しいメロンです。清水でも作っておりますがメロンは西部地方の方がいいメロンができるようです。メロンの善し悪しはネットの美しさで見ますが、まず生産者を信用するしかないとおもいます。箱の横に“富士”“山""白”“雪”そしてなんにもかいてないものがあります。“富士”が最高級でだんだんさがってきます。“富士”印のメロンはとてつもなく高価ですが、殆ど差がなく美味しいのが“山”印です。果物屋でお買いになるときは、この点をご留意されるといいと思います。

清水は又バラの産地です。山側の庵原地区は、昔は蜜柑の産地でしたがどうも採算がとれなく、バラ栽培に転向して大成功をおさめました、庵原の牧野バラ園はそのリーダーでいつでも見学する事ができます。東京に比べて現地ではかなり安くバラを買うことができますが、水あげが大変ですから、よく水あげがすんでるものを求めてください。

清水は胡蝶蘭の栽培をしている農家も多いので、胡蝶蘭は清水から送ってもらうといいと思います。

こうして駄文を書いていましたら、メールが来ているのに気がつきました。料理の話もするようにとのことでした。料理屋が書いているんだからでしょう。偶には料理献立をかいてみたいとはおもいます。

そこで、ここではちょっと気になったことがありますのでまず記させていただきます。

今“料理の達人”ブームですが、この番組のことです。その中で出演されている板前さんが作っている料理をご自分が味見をしている時、所謂“おたま”に直接口をつけて、そのまま洗わずに調理をすることです。調理師の口は、きれいだとおっしゃられるかも知れませんが、手とは違うと思うのです。そのために“すいくち”があるのですから。昔、大阪の吉兆さんにお世話になっていた時、“こんなことは、料理以前の問題だ”と注意されたものです。

せっかく日本の料理教育のトップにおられる服部先生も見ておられるのですから、調理師の育成のためにも、この点注意された方がいいと思うのですが。

私も色々な方にこの点質問され、私もそう思うので記しました。気に障ったらお許し下さい。

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