“おいべっさん”

十一月十九日は清水港橋際にある“おいべっさん”のお祭りです。恵比寿講です。私たちもお酒をお供えして、御札を頂いて、“熊手”など買ってきます。清水は、日本中で一番暖かいところですが、いつもこの日を境にして寒くなります。本格的な冬を実感するときです。

私の店では、お客様に福引きを引いて頂き、鯛とか大根、人参、果物をおすそ分けさせていただいております。この日だけが、何か特別の日になっています。以前はどこのお店でもされていたようですが、今ではあまり見ないようですので、いつまでもつずけたいと思っています。

“秋葉山”

そして、十二月十五日十六日は西久保にある“秋葉山”のお祭りです。“火伏せの神”のお祭りです。もうすぐ“お正月”を実感するのです。“秋葉山”に国道一号線からの約一キロの道の両側にはびっしりと出店が出て、綿菓子、たんきり飴、焼き蕎麦などが売られており、お化け屋敷は常連です。私が子供の頃は、お参りに来る人たちで大賑わいでしたが、最近は遊ぶものが沢山あるためか、少なくなってきました。

“火伏せの神”さまですので、消防と切っても切れない訳で、地元の消防団の方々が纏を振ってお参りする光景はなかなかです。消防団は常設の消防と違って、ボランテアの集まりで、サラリーマンの方や、ご商売をされている方が、いざと言うときに、夜中であろうが緊急のときに飛び出して、消防活動の奉仕をされているのです。頭がさがります。

“秋葉山”にお参りして、その帰りに出店で“にっき”(シナモン)を買って、植木屋さんのところで福寿草を買ったり、いつものところでいつものひとが、何やら役に立ちそうな薬草の口上をのべているのを聞くのが、なにか子供に戻ったような気がして楽しいのです。

今年は、暖かく雲一つないほどの良い天気に恵まれ、しかも日曜日とあってたいへんな人出でした。消防団の皆さんの、清庵纏会の皆さんの行列も人ごみでなかなか前に進まなかったようです。ニッキを売っている店、七味唐辛子の店、たこ焼き、焼き蕎麦、べっこう飴、焼きトウモロコシの店、みんな忙しそうでした。懐かしい飴細工もありました。出店の植木は柚子や金柑の苗木、シクラメンの花などが売られていましたが、いつもより福寿草が少なかったようでした。

夜になって“火渡り”の行事になって、お祭りは最高潮になります。

“秋葉山”のお祭りが終わると、年賀状を書いて、クリスマスを迎えて、大掃除をしてお正月を迎える準備に入るのです。

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